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お客様家づくり日誌

更新日

2010年12月20日

シノビイエコビト様

今週いよいよ棟上げです。

こんばんは、いよいよ棟上げが迫ってきましたシノビイエコビトです。

「さてさて、今週の天気予報はどうなっていますか」とパソコンを開いてみますと、ぬっぬぬ~、雪マークが入っているではありませんか 。鳥取の冬ですから天気ばかりは致し方ありません。これこそほんとの天任せですね。嫁さんにはこう言われました。

「あなたの日頃の行いが悪いからでしょ! 」

 昨日の日曜日はいい天気でしたね。倉吉まで完成見学会に出かけてきました。やはり、いろいろなお家を見させていただくと新しい発見や自分の家にも取り入れたいところなんかが見つかり、非常に勉強になります。担当の方とも我が家の図面を見ながら、会場となったお家と比べながら、「キッチンはこうなりますね。」「こんな感じはだいじょぶですか。」なんてやり取りをしてきました。自分が家を建てることになってから見る見学会はまた違うかんじがしますね。

 そして、見学会に出かける前にはちょっと我が家の現場へ足を運びました。ベタ基礎の上にはすでに土台となる木材が乗っておりました。

 作業をされている方がいらっしゃいましたので、声をかけてみますと「棟梁」でした。自己紹介もほどほどに、棟上げの話や天気の話などちょこっとだけ会話することができました。この場をお借りしまして、「これからどうぞよろしくお願いいたします。」

 話は変わりまして、ちょっとだけ私の悩み事?をご披露しますと、棟上げ間近ということで構造のことについて言えば、集成材と無垢材の選択です。以前に寿さんであった構造見学会では両者の特徴などを説明していただきました。我が身(80キロ)をもって、強度の違いを体感させてもらいました。強度や狂いの少なさでは集成材に分があるようです。しかし、つまるところ「木片の繋ぎ合わせ、張り合わせでしょ~。」という抵抗感は拭いきれないところがあります。使われている接着剤の耐久性や劣化はどうなんだろうかというのが心配でした。無垢材なら心配いらないところですよね。

 我が家では結局、構造について壁の中に入って見えないところは集成材、表に出てくるところは無垢材といった感じで適材適所ということにしました。現在では集成材は構造材としてかなりの普及をしていることのほかに、決め手としては、

「狂いが少ない。後あとの補修が少なく済む」

「寿さんの社員様も集成材を使われていた(構造見学会のお家)」

「そのお家が長期優良住宅であった(助成の対象)」

てな、感じです。それでも「これでよかったのかな。」なんて思うことは今でもあります。