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お客様家づくり日誌

更新日

2011年3月17日

シノビイエコビト様

こころが苦しくなる思いです。

 3月11日に東北地方で地震と津波による大きな自然災害が発生しました。今回の災害は昼間の発生で、映像がたくさん残されていました。津波によるそのおおきな被害に自然の猛威、おそろしさをいやというほどに感じさせられました。

 住宅を建てる会社の寿さんもそうであるとおもいますが、我が家を現在建築中の自分にとりましても、地震で崩れ、津波にさらわれる住宅の映像はとてもショックが大きいものでした。

 チェルノブイリ原発事故の時は高校生でした。阪神大震災の時は大学院生でした。当時は大変なことが起きているのは理解できても、どことなく遠い場所の出来事で自分にとってはあまりピンとこなかったような気がします。

 自分の親もまだまだ元気ですが、だいぶ老いてきました。自分も年を取り、結婚もして子供ができ家族ができました。人生経験を積む間に、いろいろな人と出会い今回の被災地にも友人や知り合いがいます。

 高校生や大学院生の時とは違い、今現在被災地で起こっている出来事を自然と自分の身に起きたことのように考えてしまいます。失ってしまったものの大きさや悲しみなんかが、ずどんと自分の身にも重くのしかかるかのように感じられてしまいます。

 そんな被災地にあって、家族との再会を信じ前向きに強く生きている被災者の姿やそんな人たちを助け支えていこうとする人の輪を見ると、なにかちいさなことでも自分でできることはないだろうかと思う毎日です。一人でも多くの人が助け出されることを願っています。そして一日も早い、生活の再建と被災地の復興を願っています。最後になりますが、亡くなられた方々のご冥福をこころより祈っております。